新規就農者のお手本に!ワサビ農家の門出

周南市の最北部に位置する大潮地区で、今井康貴さん(29)は昨年3月より新規就農して花ワサビを栽培しています。周南市が行う農地と住居、研修などをまとめて支援する「新規就農パッケージ支援」を活用したものであり、2年間の研修後、周南市北部地域に定住し、栽培時期の重なりが少ない夏秋トマトとワサビの複合栽培を行ないます。

現在今井さんは、ワサビの超促成栽培に取組んでいます。超促成栽培は、山口県農林総合技術センターが開発した技術で、通常種まきから収穫まで20ヶ月かかるワサビを約1年に短縮するものです。ビニールハウス4棟10㌃の中には、栽培しているワサビが緑の葉を茂らせていました。

出荷を目前にした3月13日には、TYSテレビ山口「ちぐスマ!」から今井さんが栽培する『花わさび』の番組取材がありました。タレントを交えた番組出演で、今井さんは緊張しながらも一生懸命に栽培し育て上げた花ワサビを熱心に紹介しました。日頃より栽培の支援をしている営農指導員も応援に駆け付けました。今井さんは、「新鮮で美味しい花わさびを、沢山の人に味わってほしい。頑張って1本でも多くのワサビを収穫したい」と意気込みを見せました。支援をしているJA周南経済部指導販売課の大門基成営農指導員は、「立派な花ワサビを出荷できることは、今井さんの努力を近くで見てきた指導員として嬉しく思う。今後も新規就農者に期待したい」と語りました。

今井さんの栽培した花ワサビは、JA周南の農産物直売所「菜さい来んさい!北部店」を中心に販売しています。今後は地元スーパーでも販売が予定されています。

出荷の前に番組取材を受ける今井さん

出荷の前に番組取材を受ける今井さん

 

花ワサビを手にする今井さん(中央)と営農指導員

花ワサビを手にする今井さん(中央)と営農指導員