【くらしの情報】お米が持つ代謝アップのミネラル

だんだんと暑くなり、身軽な服装になる季節【くらしの情報】お米が持つ代謝アップのミネラル。薄着になると今まで服でカバーできていた体形も気になってきます。ダイエットは心掛けたいけれど、食欲には勝てません。今の食事の量は変えずに代謝を上げることはできないでしょうか。
同じカロリー(エネルギー)を取っていても、太りやすい食事とそうでない食事があります。ポイントはそのカロリーを代謝するのに必要なビタミンやミネラルがしっかりと取れているかどうかです。ビタミンが大切なのはよく知られていて、野菜をイメージしますが、代謝に欠かせないミネラルの存在を忘れてはいけません。その一つが「マグネシウム」です。
マグネシウムはさまざまな代謝に関わる補酵素となり、酵素の働きを助けます。どんなに代謝に関わる酵素やビタミンを取っても、補酵素となるマグネシウムを取らないと代謝が悪くなってしまうのです。
マグネシウムは、海藻やナッツ類、豆製品などに含まれています。そして、精製度の低い穀物、つまり玄米や雑穀などに多く含まれているのです。昔の食事は玄米ご飯や、海藻を使ったみそ汁、豆製品を使ったおかずなどを食べることが多く、これらを自然と取っていましたが現代食では足りないことが多いといわれています。
玄米はお子さんや高齢者、胃腸の弱い人にはお薦めできませんので、分づき米や胚芽精米、雑穀ご飯がお薦めです。
白米に比べ胚芽精米で2・2倍、玄米で4・8倍のマグネシウムを摂取することができ、代謝を促す効果が期待できます。また、食物繊維も白米に比べ豊富に含まれるため腹持ちも良いのです。ご飯の量を変えずに、ご飯の質を変えるだけで代謝が上がり、さらに特に我慢することなく間食も減らすことができます。無理なダイエットはせずに、まずは主食の「質」をチェンジしてみませんか?

柴田真希(しばたまき) 株式会社エミッシュ代表取締役。Love Table Labo.代表。管理栄養士、雑穀料理家、フードスペシャリスト、1級惣菜管理士、健康食育シニアマスター、漢方養生指導士(漢方スタイリスト)。著書に『女子栄養大学の雑穀レシピ』(PHP出版)『おなかやせ定食』(主婦の友社)などがある。