キュウリの栽培管理について

営農指導員 西山 満雄(東部営農センター)

営農指導員
   西山 満雄(東部営農センター)

キュウリは活着の良否とその後の初期管理が生育に大きく影響します。大切なのは、早めの誘引と株元から5~6節までの側枝及び雌

花を早めに除去し株作りをすることです。

キュウリが順調に生育しているかを茎葉の姿から判断してみましょう。根が活発な時は、朝早く茎の先端付近の葉の縁に水滴が見られます。生育状態の良い時は、節間長・葉柄長とも10㎝くらいで、巻きひげは45度の角度で太くのびのびしています。

 1.整枝方法

親づるは支柱の高さで摘心します。子づるは葉を2枚残して摘心。

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下段の孫づるは葉を1~2枚残して摘心します。中段以上の孫づるは2~3本放任し樹勢を維持します。株どうしの葉が混み合うようなら摘心します。その他の孫づるは葉を2枚残して摘心します。また、親づるの下葉から、黄色くなった古葉は適時摘み取ります。

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2.追肥と潅水

追肥は一本目の果実が取れ始めたら燐硝安加里S604を10㎡当り180g施用します。追肥の間隔は7~10日が目安です。

潅水は必要不可欠です。キュウリは特に水分を必要とする野菜なので、雨水だけに頼らず好天が続く時はこまめに行います。梅雨明け後は特に高温乾燥が続きますので注意が必要です。

 3.樹勢の判断

本葉が15枚の頃、開花節から生長点まで展開葉が5~6枚あり、開花節から発生している側枝の長さが5~6センチ以上なら生育は順調です。それ以下であれば樹勢が弱りつつあるので、側枝を伸ばして樹勢を強めましょう。また、開花時点で曲がり果があれば摘果して株の負担を軽減します。

4.収穫

収穫の適期は、果実の長さが20cm程度になったら収穫します。もぎ遅れは樹勢が弱るので注意します。

5.病害虫防除

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