トウモロコシの栽培方法

指導販売課 江村 博文

指導販売課
江村 博文

1.トウモロコシの特性
吸肥力が強いため肥料をたっぷり施して栽培することがポイントです。品種も最近では生で食べられる甘味種、ポップコーン用の爆裂種などいろいろな品種が出回っていて栽培が楽しめます。トウモロコシは風で運ばれる花粉を受粉して結実します。交雑しないよう、違う品種を栽培する場合は近くに植えないようにします。
また、イネ科植物なので一般的な野菜との連作障害は出にくく土壌中に残っている肥料分を吸収する能力が高いため、畑のクリーニング屋さんとしての役目もしてくれます。

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畑の準備
種まきの2週間前までに畝の全体に10㎡あたり石灰資材を1kg、完熟堆肥20kg散布して深く耕します。1週間後に化成肥料を2kgまいて土によく混ぜ込みましょう。うね幅100㎝、株間30㎝、条間45㎝の2条植えとします。(1条植えより2条植えの方が花粉の付きがよく実入りが良好になります。)

種まき
マルチ露地栽培では4月中旬を目安に種まきします。マルチは生育初期の地温を高め水分と肥料分を保持する働きがあるのでぜひ利用しましょう。播種量は、欠株防止のため1穴に3粒位とし、本葉3~4枚の時1本とします。

分けつ茎(株もとから出たわき芽)管理
分けつ茎を残すことは根量と葉面積が増えて大きな実に成長する事と倒伏防止の効果が得られますので最近ではかきとって整理しない栽培方法が主流となっています。

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追肥とかん水
追肥の時期は1回目が本葉6~8枚で2回目が雄穂の出穂期となります。速効性の化成肥料を10㎡あたり0.5㎏くらい施します。水分管理は雄穂出穂期から収穫期にかけて土壌水分が必要な時期となりますので、乾燥するようならこまめにかん水をしましょう。

除房作業管理
除房栽培方法は、上から2番目の雌穂の絹糸が出始めた頃この雌穂を除去して1株1穂にする方法です。残した実を大きくする事を目的としています。取り除いた穂はヤングコーンとして料理に利用してください。

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収穫適期の見きわめ方
収穫が早すぎると糖度が十分に上がりません。逆に遅れてしまうと粒皮の「しなび」や糖度の低下につながります。収穫適期の目安は雌穂の絹糸が出て20日~25日後くらいで絹糸が褐変し、先端の子実が黄変した時が適期です。トウモロコシは常温で収穫後5~6時間で糖分が減り始めその後どんどん減少します。収穫後なるべく早く食べるようにしましょう。

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