ばれいしょについて

【北部営農センター 今田 耕二】

1㎏で植えられる面積は

たねいも1個は、40~50gの大きさが目安です。1㎏で20~25個が確保できます。植え付け間隔は25~30㎝が基本で、畝幅を70~75㎝とした場合6~7mの植え付け面積となります。

基部から頂部にかけて切る

基部から頂部にかけて切る

たねいもの切り方

ジャガイモの芽は、頂部が多く基部は少ないのが特徴です。また、芽は  頂芽から反時計回りに5分の2で規則的に配置しています。

いもの切断は、芽数を調整する意味でも頂部から基部にかけて切るのが基本です。たねいもは1週間から10日前に準備し表面をよく乾燥させておきましょう。

反時計回りに5分の2で芽が配置

反時計回りに5分の2で芽が配置

石灰と病害について

ジャガイモの表面が、かさぶたのようにガリガリしていることがあります。これは「そうか病」というジャガイモ特有の病害です。「そうか病」はアルカリ土壌の環境で発生しやすい特徴があります。特に石灰のやり過ぎは「そうか病」が出やすい環境作ることになります。薬剤による予防処置もありますが、石灰をやりすぎないことが一番です。

切り口を保護しましょう

切り口には、腐敗等防ぐ意味でも、「じゃがいもシリカ」をまぶすことをお勧めします。切り口に灰をまぶすという方法もありますが、これはあまりお勧めしません。

灰は強アルカリ性で、周囲をアルカリ性にし、「そうか病」が発生しやすい条件を作ってしまうからです。

植えるとき、切り口は下にするか上にするか

傷がついて腐りやすくなるのを防ぐことや、芽の出が素直で揃いやすいことから、基本切り口は下にします。しかし、最近では切り口を上に向けて植える栽培も紹介されています。切り口を上にすることで芽は、下から回って地上に出てきます。その間、弱い芽は絶えて強い芽だけが出てくるので、芽かきの手間がかからないのと、その後の生育が良いということからです。

切り口下

切り口下

切り口上

切り口上

芽かきは何本にする

 いもは、1本の茎に5~8個の実をつけ、残す茎が少ないほど大きくなります。いもの大きさと収量を考慮し、生育期間の長い春植えは2本、生育期間の短い秋植えは1本というのが基本です。

 もちろん、肥料の量によっても、いもの大きさは変わってきます。「毎回、大きないもしかできん」という方は、肥料の量を減らすか、芽数を1本多く残すことをお勧めします。

花は摘む?摘まない?

 「ばれいしょの花は摘むほうがいいですか」という質問をよく受けます。答えは「どちらでもいいよ」です。もちろん、花を摘むほうがいもは太るようですが、目に見えるほどの効果でもないようです。

 ≪資材紹介≫

じゃがいもシリカ(500g) JA周南店舗価格       454円(税込)

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いも・まめ化成(2kg) JA周南店舗価格      915円(税込)

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くみあい化成13号 JA周南店舗価格    1,701円(税込)

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※価格は平成30年2月6日現在のものです。店舗にない場合、お取り寄せできます。