土づくりに大切な堆肥について

【 指導販売課 中村 貴裕 】

作物の健全な生育には土づくりが大切です。堆肥に含まれる有機物は土壌を豊かにし、収穫量を増加させ、品質を向上させます。堆肥の3つの効果について説明します。

 

堆肥とは

作物が生育するのに適した土壌に改良する資材です。わら、もみがら、樹皮、動物の排せつ物等を腐熟させたものから作られます。原料により、牛ふん堆肥やバーク堆肥などの種類があります。なお、鶏ふんは有機質的肥料効果が高く、土壌改良の効果は低いです。

 

①作物が育つ土になる

堆肥に含まれる有機物を土壌微生物が分解して土と土をくっつけます。固まりが大きくなると水や空気が通る層が増え、土が柔らかくなり水はけが良くなります。同時に土が水分を保持できるようになり、乾燥に強くなります。

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②作物を育てる力が強くなる

堆肥に含まれる有機物が分解されると作物の栄養となります。特に窒素は地力窒素としてゆっくり供給されます。また肥料を持つ力が強くなります。同時に肥あたりの軽減や土壌酸度の維持をしてくれます。

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③土壌生物が豊かになる

堆肥を入れることで、有機物が土壌生物の栄養源となり、いろいろな種類の微生物や土壌動物が増えます。土壌生物のバランスが良くなることで、病気の発生が少なくなり、収穫量が安定します。連作障害の軽減にもなります。

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資材紹介

生長バーク堆肥

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食品由来の乳糖蜜等とおから等や有用微生物の細菌と放線菌を添加して6ヶ月以上発酵・熟成して製品されたバーク堆肥です。有機物がゆっくり分解され地力を増進させます。カリ成分が低いので、連用によるカリの集積が起きにくいです。10㎡あたり20㎏を目安に施用します。この場合、基肥を20%程度少なくできます。栽培の3週間から4週間前を目標に畑全体に施用しましょう。

JA周南店舗価格355円(税込)

 

※価格は平成29年10月1日現在のものです。店舗にない場合、お取り寄せできます。