キャベツの栽培について

【経済部指導販売課 大門基成】

 キャベツは、生でも煮ても、また漬け物にも利用でき調理の幅が広い野菜でビタミンCやビタミンUの含有量が高く、健康野菜として人気があります。

栽培の特徴と品種

キャベツは湿害に弱く水田では高畝にします。適期定植と適期収穫の作業が遅れないような作付計画を立てましょう。基本的にキャベツは20℃前後の冷涼な気候を好むため、平地では春と秋に旺盛に生育します。そして、夏の高温期になると、平地から高冷地へ産地が移動します。

・おきな(タキイ種苗)

耐暑・耐病性が強く草勢旺盛で作りやすく、裂球が遅いので収穫期の幅が広く、重量1.5kg程度になります。

 1.播種

セルトレイ(128穴)に種まき培土を入れ、1セルに1粒ずつ播種します。種子が見えなくなる程度に覆土し、その後上面からたっぷり潅水します。潅水量はセルの下穴から水が出る程度とします。発芽を揃えるため発芽まではムシロ等をベタがけし、直射日光をさえぎり乾燥と高温を防ぎます。

播種時期 育苗期間
7月下旬 25日間程度
8月上旬~9月中旬 25~30日間程度
9月下旬 30~35日間程度
2.圃場準備

定植の3~4週間前までに土づくり資材を施用します。

10㎡当たりの施肥量は、

完熟堆肥・・・・・・・20㎏

ミネGスーパー・・・・1㎏

基肥は定植の1週間前に施用します。

10㎡当たりの施肥量は、

有機化成A801号・・・1.5㎏

3.定植

定植適期は本葉3~4枚程度の若苗を定植します。高温期の定植は萎れが激しいため降雨前に定植するか、圃場にたっぷり潅水して夕方の定植がおすすめです。苗の活着を促すため、定植前、苗に1,000倍に薄めた園芸液肥を潅水しておきます。

【定植方法】

畝幅・・・・・・・135㎝ 2条の千鳥植え

条間・・・・・・・32~35㎝

栽植密度・・・・・42~46本/10㎡

4.定植後の管理

降雨がなく土壌が乾燥して活着が遅れる場合は潅水します。活着後でも乾燥が続く場合は潅水を続けます。セル苗は根鉢が乾燥しやすいため、根鉢が隠れる程度の深さに植え付けます。

5.病害虫防除

防除は7日間隔で実施します。病害では、べと病、軟腐病、株腐れ病を重点に防除し、害虫ではアオムシ、ヨトウガ、コナガの初発に注意し適期防除に努めます。

6.収穫

結球内部が8~9部結球したものを順次収穫します。収穫をするときは、球の上から押さえるだけでなく、側腹部の充実を確認して収穫します。収穫遅れによる過大球や列球の発生に注意しましょう。

資材紹介

高森牛糞堆肥(40L) JA周南店舗価格 450円

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ミネGスーパー2号(15㎏) JA周南店舗価格 604円

ミネGスーパー2号(15㎏)
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周南有機A801(20㎏) JA周南店舗価格 2,289円

周南有機A801(20㎏)
JA周南店舗価格 2,289円

※価格は平成29年6月1日現在のものです。店舗にない場合、お取り寄せできます。