果菜類について

北部営農センター 安達 寿則

気候も徐々に暖かくなり、果菜類の苗が店頭に並んでくる時期になりました。今回は、ピーマン、ナス、トマト苗の、定植適期、定植のポイントについてご説明します。

★定植適期

・ピーマン

1番花の開花3~4日前が定植の適期となります。蕾が見えないような若苗は過繁茂になりやすく、1番果が着果しているような老化苗では活着不良になり、初期生育が順調にいかなくなります。

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蕾が外から見えない苗、着果している苗は避ける。1番花の開花3~4日前に定植

・ナス

1番花の蕾が膨らんで紫色に着色し始めたころが適期です。蕾の小さな若苗定植は、定植後の過繁茂になりやすく、1番花が咲き終わっているような老化苗定植では、活着不良になりやすくなります。

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 1番花の蕾が膨らんできた頃に定植

・トマト

1番花が咲き始めた頃が定植適期です。若苗だと吸肥力が強くなり、樹ボケして落花や石灰欠乏症につながりやすく、老化苗だと樹が弱くなり後半、果実の肥大が悪くなります。

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1番花が咲きはじめたら定植

 

★定植のポイント

ピーマン、ナス、トマトともに活着の良否がその後の生育に大きな影響を及ぼすので、定植は晴天の午前中に行います。あらかじめ鉢に十分潅水しておき、植穴にもたっぷりと潅水しておきます。水分と地温を確保するためにマルチを利用すると効果が高くなります。マルチングは、植え付け7~10日前に行い、十分に地温を確保しておくと定植後、苗の根の伸張がよくなります。

 

★ホルモン処理

ナスは初期の草勢のバランスをとるために、まず1番花を着果させることが大切です。定植後6月上旬までは、まだ夜温が低く着果しにくいので、3~5番花ぐらいまではホルモン処理(トマトトーン)50倍で着果させます。

トマトは、トマトトーン100倍で、3花開花した花房を処理し確実に着果させましょう。ただし、日を開けて重複処理すると、空洞果の発生となるので注意しましょう。

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ナスは50倍、トマトは100倍に薄めて使用する。

 

★資材紹介

 

トマトトーン(20ml)

200705300830000

JA店舗価格 200円(税込)

 

生長バーク(20㎏)

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JA店舗価格 368円(税込)

 ・腐植を増し養分の吸着保持力が増大します。

・土をやわらかくし、水はけ、水持ちをよくします。

・多様な微生物が増え根活力を高め土壌病害を抑制します。

 

※農薬の情報は、平成29年4月1日時点での情報です。